『響・HIBIKI』プロジェクト出資者のみなさま

2017年12月

ご無沙汰しております。
冬の寒さをぐっと力強く感じる季節となりました。みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
 
響プロジェクトの現在の進行状況、及び、ヴィンセント・ムーン来日ツアーについてお知らせいたします。
 
2017年の撮影の実施を目指して来ました、私たち響プロジェクトですが、ヴィンセントのブラジルでのプロジェクトHÍBRIDOSの進行の遅延(今年の夏に完成し、現在、世界上映ツアー中)を受けまして、今年は日本側のプロジェクトメンバーを中心としたリサーチと下準備、及び、ヴィンセントとの意見や情報交換に留まりました。撮影の実施には到りませんでしたが、話し合いを重ねることによってプロジェクトが目指す方向性がより明確になり、お互いのモチベーションをより高めることが出来たと感じています。出資者の皆さまをお待たせしてしまい、大変申し訳ありません。ゆっくりしたペースではありますが、一歩一歩丁寧に道づくりを進めておりますので、引き続き、この旅路にお付き合い頂ければ幸いです。
 
その旅路の中の大事な点として、今年の冬、ヴィンセントの来日ツアーが決まりました。全国各地で、対談形式のトークショーや、その地域に住むアーティストとの共演を交えたLIVE CINEMA(現在、世界各地のフェスティバルやイベントで行なっている、自身の撮影してきた映像をその場で編集し、その場でしか生まれない音と映像の世界を創り出す、ヴィンセントの最も新しい表現手法)を行う予定です。この冬のツアーを通して、出会う人々や場が、来年の響プロジェクトの流れを、また、形作っていくことになるだろうと思います。師走のお忙しい時期になりましたが、是非、ヴィンセントと響プロジェクトの「今、ここ」をご一緒に体験していただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。